ブラックフォーマルに合わせるブラウスの選び方

ブラックフォーマルの下に着るブラウスは、どんなものでもよいわけではありません。その場に適した色やデザインのブラウスを選びましょう。今回はマナーに合わせたブラウス選びのポイントをご紹介します。

ブラウスの色やデザインの重要性

葬式に出席する場合、服装の色は黒が基本です。故人を悲しむ席では、黒の喪服を着て喪に服していることを表すために、デザインもシンプルなものを選びましょう。

ブラウスは表から見えないと思っても、見る人が見ればわかります。また、上着を脱いだ時に、葬儀にふさわしくない色やデザインのブラウスでは恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。

式典・立場で異なるブラウス選び

喪服は式典や立場に応じて、3種類に分類。それぞれの分類ごとに、身に着けるブラウスの色やデザインにも決まりがあります。

正喪服に合わせるブラウス

葬儀・告別式において、喪主や親族など、故人に近しい立場の人が着用する正喪服。最も正式な装いが必要なことから、ブラウスの色もブラックフォーマルに合わせて黒色に限られます。デザインもシンプルで、つまった襟とひじの見えない袖丈が原則です。

準喪服に合わせるブラウス

葬儀・告別式で列席者の人が身に着ける準喪服は、正喪服に比べて色やデザインに少し自由があります。色の基本は黒ですが、黒に近い紺系でもよいでしょう。デザインは華やかにならなければ、小さなフリルがついたブラウスでも構いません。

略喪服に合わせるブラウス

急な弔問・通夜、三回忌以降の法事で身に着ける略喪服。正・準喪服と比べると、色・デザインの制約は少なく、紺・グレーなどダークカラーであれば問題ありません。刺繍が入ったもの、フリル付きでも派手でなければ着ることができます。

失礼にならないブラウス選びのポイント

ブラックフォーマルの中に着るブラウスのデザインで、気をつけたいことが3つあります。

胸元が大きく開いたものは避ける

葬儀の服装は、肌を大きく見せないことが基本です。葬儀の最中は立ったり座ったりと姿勢を変えたり、お辞儀をすることが多くあります。ブラウスの胸元はきちんとボタンで閉まるものか、大きく開いていないデザインのものを選びましょう。

袖の長さは十分あるか

夏場のような暑い時期は、ブラックフォーマルの上着を脱ぐこともあります。もしブラウスの袖が二の腕までの短いものだと、葬儀の場で肌を大きく露出してしまうことに。ブラウスは、少なくとも肘が隠れる長さのものを選びましょう。

透けそうな素材やデザインは選ばない

ブラウスの中には、素材やデザインによって肌が透けて見えるものがあります。肌が透けそうなブラウスは葬儀にふさわしくありません。透けないよう裏打ちしてあるものや、腕だけが少し透ける感じのブラウスなら、準・略喪服のときに着ることができます。

ブラウスに合うブラックフォーマルはネット通販で買いましょう

ブラウスはどれでもいいわけではないので、葬儀にふさわしい種類を選びましょう。また、ブラウスに合うブラックフォーマルは、今やネット通販で買える時代です。わざわざ店舗に行かなくても、豊富なデザイン・素材から選ぶことができます。

モノワールでは、リーズナブルな価格で上質な喪服・礼服・ブラックフォーマル、そしてブラウスも取り揃えています。正喪服・準喪服はもちろん、慶弔兼用のものもあるので、ぜひ一度ご覧ください。