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葬儀-遺族_喪主として

葬儀の準備のために、遺族が知っておきたいことは

家族が亡くなった場合、喪主や遺族は葬儀のためのさまざまな準備をしなければなりません。できるだけ慌てずに準備を進められるよう、喪主や遺族として事前に知っておきたいことをまとめました。

葬儀の準備1.すぐに決めるべきこと

喪主や遺族は、葬儀までにたくさんの重要事項の即決を迫られるもの。葬儀の準備にあたって、できるだけ優先して決めるべき3つのことをご紹介します。

喪主の決定

喪主は遺族の代表として葬儀全体の監修を行う重要な役割を担わなければなりません。まずは喪主を誰が務めるか決めます。法的なルールはありませんが、故人と一番深い関わりを持つ人や血縁関係の深い人が務めます。

夫婦どちらかが亡くなられたときは配偶者、配偶者のいない場合には長男あるいは長女の順が一般的です。親族を含めてよく話し合ってから喪主を決定するのが良いでしょう。

ご遺体の安置場所

病院で亡くなった場合、どこへ安置するか決めます。かつては故人の自宅へ安置することが多かったですが、現代は住宅事情やさまざまな理由から自宅以外の場所を選ぶ方も増えているようです。自宅以外では、安置施設や斎場へ直接搬送するというケースが多いでしょう。

葬儀会場・葬儀プランの決定

家族が亡くなり悲しんでいる間もなく、すぐに決定しなくてはならないのが葬儀会場や葬儀プランについてです。葬儀を行う場所は、公営・民営の斎場や葬儀社のセレモニーホール、近所の集会場などでしょう。

まずは故人の生前の希望や、信仰していた宗教の有無の確認が必要です。また、想定される参列者の人数や予算によっても会場を選ぶ基準が変わってきます。

遺族は葬儀の準備で自宅と斎場を行ったり来たりすることが予想されますので、自宅からの距離も大事なポイントといえるでしょう。

葬儀の準備2.遺族の服装

喪主をはじめ遺族は対応することが多く、また家族を失ったショックで自身の服装まで気が回らないものです。葬儀の準備として用意しておくべき、遺族の服装についてまとめました。

喪服

喪主とその配偶者は、男性は和装かモーニングコート、女性は和装あるいはブラックフォーマルといった正喪服が基本。

しかし最近では正礼装ではなく、礼服であるブラックスーツを喪服として着用する方が一般的です。遺族や親族は準喪服である礼服用のブラックフォーマルを着用します。

遺族は立ったり座ったりの動きが多くなるので、女性は黒のストッキングを予備も含めて準備しておくとよいでしょう。

子どもの服装は?

子どもが学生の場合は制服が正式な礼装となりますので、制服を着用しましょう。未就学児あるいは制服がない場合は、黒系の地味な服装であればスーツでなくても問題ありません。

幼児がいる方は、子ども用の音が鳴る靴は避けましょう。喪服を準備する時間や余裕がない場合は、ネット通販での喪服レンタルを利用すればとても便利です。

もしもの時の準備は心構えから

突然の不幸は、いつどんなときに訪れるかわかりません。喪主や遺族は葬儀までの間はとても忙しくなりますので、いざという時の心構えをしておくだけでも慌てずに準備ができるでしょう。

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