Contents

通夜と葬儀の流れについて

葬儀-遺族_喪主として

通夜と葬儀の流れについて

突然訪れる訃報。喪主や遺族は深い悲しみのなか、通夜や葬儀の準備をおこなわなければなりません。今回は一般的な通夜・葬儀の流れやマナーについてまとめました。 通夜とは 通夜とは、遺族や親族、故人と親しかった人たちが葬儀の前夜に冥福を祈る儀式のこと。かつてはその名のとおり、遺族が故人のもとで一夜を明かしながら最後のお別れをするための時間でした。 最近では一般弔問客を迎えて、夕刻より1~2時間前後で終了する「通夜式」という形をとるのが主流となっています。ここでは、一般的な仏式の通夜の流れをご紹介します。 1.僧侶のお迎え 僧侶をお迎えします。地域や宗派によって焼香のタイミングや作法が異なるので、喪主は事前に葬儀社を交えて僧侶と通夜進行の確認をおこないます。 2.僧侶による読経と焼香 通夜開始とともに僧侶が入場し読経をおこないますので、静かに拝聴しましょう。読経終了後または読経の途中より、故人との関係が深い人から順に焼香をおこないます。 多くの斎場では祭壇前の焼香台でおこなう「立礼焼香」がほとんどで、喪主ならびに遺族は焼香される全ての人に一礼で返します。 3.通夜振る舞いへ案内 焼香が終わったら弔問客は順に退席します。通夜終了時に喪主は挨拶・謝辞をおこない、会葬へのお礼とともに葬儀についての案内をおこないましょう。弔問客に会葬礼状と返礼品を渡し「通夜振る舞い」の席へ案内するのが一般的です。 葬儀とは 葬儀とは一般的にいうお葬式のことで、通夜が明けた翌日の日中におこなう儀式。通夜が近親者のみの儀式なのに対し、葬儀は公式の追悼儀式なのです。 本来、葬儀式と告別式は別々におこなうものでしたが、今では「葬儀ならびに告別式」という形で、2つを一緒におこなうのが主流になってきました。葬儀の進行は通夜式とほぼ同じですが、式の途中に弔電の拝読や弔辞などが加わります。 喪主および遺族は葬儀の際に手配しなければならないことがたくさんありますが、ここで代表的な準備事項をいくつかご紹介します。 式場の準備・役割決め 式場・祭壇の準備や、受付に立つ人など葬儀の役割分担を決めておきます。喪主や遺族は弔問客の応対があるので、喪主だけが抱え込まず親族やご近所の方にお手伝いを頼むことも大切です。 祭壇は葬儀社の担当者とよく相談し、予算をベースに故人のイメージに近い雰囲気の祭壇を選ぶと良いでしょう。 僧侶や葬儀社と進行の確認 通夜の時と同様に、葬儀社を交えて僧侶と葬儀進行の打ち合わせを。併せて拝読する弔電を選んだり、届いた供花・供物の配列順や弔辞をいただく順番を決めておきます。 火葬場への同行者の確認 斎場によっては火葬場が併設されていないところも多いため、火葬場へ同行する人数を確認します。人数が多い場合はマイクロバスの手配も必要になるので、早めの確認が必要です。 喪主や遺族の通夜・葬儀での服装マナー 喪主や遺族は弔問客を迎える立場なので、格上の服装が基本です。通夜は取り急ぎ駆けつけるという意味合いもありますが、最近では通夜式でも正装の弔問客が多く見られます。喪主や親族は、通夜・葬儀を通して喪服の着用が望ましいでしょう。 通夜や葬儀の流れを事前に知っておくことが大切 地域や宗派によって細かな部分は異なりますが、広く一般的な通夜と葬儀の流れについてご紹介しました。通夜や葬儀がどんな流れでおこなわれるのかを事前に頭に入れておくとよいでしょう。 モノワールは喪服・礼服・ブラックフォーマルを数多く取り扱う専門店です。性別や年代別、サイズ別からそれぞれにふさわしい喪服を探しやすく、上質なのにお値段はとてもリーズナブル。もしもの時の突然のご要望にも、迅速で丁寧に商品をお届けいたします。

神式葬儀のマナーと作法

葬儀-遺族_喪主として

神式葬儀のマナーと作法

今回は、神式葬儀にまつわるマナーや作法についてお話します。神式葬儀は、仏式と比べると作法が独特ですので、参列する際は一通りの流れを把握しておくと良いでしょう。 神式葬儀とは 神式葬儀とは、神道の形式でおこなわれる葬儀です。仏式でいう通夜のことを「通夜祭」、葬儀を「葬儀祭」または「神葬祭」と呼びます。 神道では、故人は亡くなった後は神々の世界へ帰り、残された家族や親族を見守る家の守護神になるという考え方。故人の御霊をその家にとどめ、守護神になってもらうための儀式というわけです。 神道では、死は「穢れ(けがれ)」と考えられているため、神社で葬儀を執りおこなうことはありません。 仏式と神式の葬儀の違いは 日本で最も一般的な葬儀形式は仏式といわれていますが、神式は仏式に次いで多い葬儀のスタイルです。神式の葬儀は、私たちに馴染みのある仏式とは形式が少し異なります。仏式と比較しながら、神式葬儀についての知識をより深めましょう。 読経をせずに祭詞奏上 仏式では僧侶を迎えてお経を唱えてもらいますが、神式葬儀では読経をせずに祭詞を奏上します。祭詞奏上には故人の冥福と遺族の守護を祈願する意味があり、内容は故人の略歴や功績などが織り込まれています。 焼香の代わりに玉串奉奠(たまぐしほうてん) 仏式の焼香にあたるお参り方法が、榊を使った玉串奉奠です。玉串奉奠の作法については後でご紹介します。 数珠は使用しない 遺族および参列者の神式葬儀での服装は仏式と同じく喪服で問題ありませんが、神式では数珠は使用しませんので注意しましょう。 神式葬儀の作法を知ろう 神式葬儀の作法で仏式と大きく異なるのが、「手水の儀」と「玉串奉奠」、「しのび手と二礼二拍手一礼」という3つ。 これらの作法は遺族や参列者もおこないますので、簡単に方法をご紹介します。地域によってはご紹介しました作法と異なる場合もあるため、詳しくは斎主や斎場のスタッフにご確認ください。 手水の儀 手水の儀とは神式葬儀の初めにおこなわれる、身を清めるための儀式のこと。まずは手桶からひしゃくを使って、左手・右手の順に水をかけます。次に左手で水を受けて口をすすぎ、最後にもう一度左手に水をかけましょう。 玉串奉奠の作法 玉串奉奠(たまぐしほうてん)は、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)と呼ばれる白い紙をつけたものを、祭壇に捧げて故人の霊を祈るための神式の儀式。 玉串を受け取ったら一礼し、右手で榊の根元・左手で葉を下から支えるように胸の高さで持ちます。祭壇へ進み、一礼したら時計回りに90度まわして両手で榊の根元の方を持ちましょう。さらに180度回転させて向きを変え、根元を祭壇側にして両手を添えて玉串を乗せる台の上に置きます。 しのび手と二礼二拍手一礼 神式葬儀では、玉串奉奠のあとは祭壇に向かい「二礼二拍手一礼」をおこないます。「しのび手」とは音を立てずに打つ拍手のことで、音を響かせないようにてのひらをそっと重ね合わせるのがマナー。 「二礼二拍手一礼」は神式葬儀でおこなわれる独特の作法で、二回礼をしたあと二回しのび手で拍手し、最後に一礼をします。 神式にもふさわしいモノワールのフォーマルウェア 神式葬儀の作法というと、少し不安になる方もいらっしゃると思います。 確かに作法は独特ですが、葬儀の流れ自体は仏式と大きく変わらないので、今回ご紹介した内容を一度頭にいれておけば安心ですね。 モノワールは喪服・礼服・ブラックフォーマルを取り扱う専門店です。レディースやメンズ、キッズと品揃えも多く、上質なのにとてもリーズナブル。宗派による服装マナーでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

葬儀で受付係りを任されたら

葬儀-遺族_喪主として

葬儀で受付係りを任されたら

通夜や葬儀、告別式では、受付や手伝いを頼まれる場合があります。葬儀での受付というのは、式場の顔でもありとても重要な役目です。受付を依頼されて知っておくべきマナーをまとめました。 葬儀の受付での心構え 葬儀では、喪主や遺族はやるべきことが多いため、受付など手伝ってくれる人がどうしても必要になります。一般的に受付は、故人の直系以外の親族か会社関係、ご近所の方にお願いする場合が多くなります。 喪主や遺族に代わって弔問客をお迎えするという、大切な役割を担っている受付。服装や髪型、言葉づかいや振る舞いにも気遣い、遺族側の立場にたって臨みましょう。 服装・髪型 遺族に代わり弔問客の対応をする受付では、喪服の着用が好ましいでしょう。女性の場合、髪の長い方はまとめるように。派手なメイクも控えて、悲しみの席にふさわしい装いを心がけるのがマナーです。 受付の役割や準備 弔問客に対して失礼に当たらない行動がとれるよう、覚えておくべき葬儀での受付の流れや、事前に準備するものなどをご紹介します。 準備 受付では、弔問客から葬儀について質問をされることが多いため、式全体の流れを頭に入れておくことも大切です。 芳名帳・筆記用具・香典受け・名刺受けなどの受付用具を確認して設置します。筆記用具は、黒のボールペン以外にもサインペン、筆ペンなどがあれば用意して、インクが出るかどうかも確認しておきましょう。 会葬御礼品はすぐに渡せるように、袋詰めにして準備しておきます。会社関係の方など一人で複数人の香典を持って来られる方もいますので、まとめて渡せるように大きめの紙袋などがあれば用意しておくと便利です。受付の方の焼香は、弔問客が少ないうちに交替で行うのが良いでしょう。 役割分担 大規模な葬儀では、記帳に時間がかかりお待たせするケースが多くなります。芳名帳の数を増やしたり、返礼品を渡す人を別にするなど工夫すればスムーズに行えます。受付が複数人いる場合、それぞれの役割を決めておくと良いしょう。 香典を受け取り芳名帳に記帳してもらう人 返礼品を用意して渡す人 案内する人 など、役割分担ができていると慌てなくてすみます。 遺族に代わりお礼の挨拶を 弔問客と最初に顔を合わせるのが受付です。弔問客よりお悔やみの言葉をいただくことも少なくありません。遺族の代わりに、「本日はお忙しい中お越しいただきましてありがとうございます」などお礼を述べます。 香典を受け取る 香典は両手で受け取り「お預かりします」と、言葉を添えて一礼しましょう。 芳名帳に記帳してもらう 弔問客に芳名帳への記帳をお願いします。 「恐れ入りますが、こちらにご住所とお名前をご記入下さい」 「恐れ入ります。こちらにお名前とご住所をお書きいただけますでしょうか」 など、丁寧に伝えるようにします。 会葬御礼品を渡す 記帳が終わった弔問客にお礼を述べながら、会葬礼状などの返礼品を渡します。 式場への案内 弔問客に式場の場所や行き方を案内します。大きな葬儀場なら受付係とは別に、式場まで案内する人がいた方が良いでしょう。 年配の方や体の不自由な方を案内する場合、手を引きながら付き添ったりドアを開けたりなどの配慮も忘れずに。 葬儀では受付としての心構えやマナーを大切に 社会人ともなると、ご近所や会社関係などで葬儀の受付係を依頼されることも多くなります。受付では、遺族の気持ちになって弔問客を迎え、心構えやマナーを大切にしましょう。 弔問客に対して失礼に当たらないよう、喪服のマナーもおさえておきたいポイントです。モノワールでは、葬儀での受付係りとしてふさわしいブラックフォーマルを数多く揃えています。ぜひ一度ご覧ください。

葬儀と告別式の違いはあるの?

葬儀-遺族_喪主として

葬儀と告別式の違いはあるの?

「葬儀」「告別式」は、似たような意味で使われることが多いのですが、厳密にはそれぞれ異なる意味合いを持っています。葬儀と告別式の違いや、喪主や遺族の作法についてまとめました。 葬儀と告別式の違いについて 「葬儀」「告別式」のはっきりとした違いが分からないという方も多いと思います。具体的にどんな違いがあるのでしょうか。 葬儀 葬儀というのは、遺族や親族が故人の死を悼み、仏や神に冥福を祈る儀式のこと。宗教の違いや宗派によって、葬儀の流れや形式は大きく異なりますが、冥福を祈ったあと土葬・火葬などがおこなわれます。 告別式 告別式は、遺族・親族だけでなく友人・知人など故人と縁のある人が、故人と最後のお別れをする儀式です。友人・知人など一般会葬者にとっては、故人と過ごせる最後の時間となります。 葬儀・告別式の違いをまとめると 葬儀と告別式は、お通夜の翌日におこなう儀式 葬儀は遺族と親族のみでおこなう 告別式は一般会葬者向け このように本来、「葬儀」と「告別式」はわけられていました。最近では一緒におこなうほうが一般的になっています。そのため「葬儀」といった場合でも、告別式が含まれた意味合いで使われることが多くなりました。 喪主・遺族の作法 喪主は、遺族・親族を代表して配偶者もしくは長男が務めることが多いようです。遺族も喪主と共に、葬儀・告別式を執りおこないます。 服装 葬儀・告別式では必ず喪服を着用しましょう。男性が喪主を務める場合、紋付羽織袴か黒のモーニングコートがもっとも格式高い正喪服となります。最近では準喪服にあたるブラックスーツの方がほとんどです。 女性の場合、着物を着るべきかどうか悩まれる方も多いでしょう。最近では着物を着る人も減り和装と洋装の割合が半々くらいになりました。 洋装なら正喪服となるよう、漆黒のワンピースやアンサンブル、スーツを着用します。詰まった襟元に長袖、スカート丈の長さは膝下からくるぶしの間で肌の露出を控えましょう。遺族も主催者側の立場なので、葬儀・告別式での喪服はもっとも格式の高い装いが理想です。 焼香 僧侶の読経が始まり、案内されたらまず初めに喪主が焼香をします。次に遺族が焼香をおこないます。焼香の順番は、血縁関係の濃い順にするのが一般的。 一般会葬者の場合、焼香する際は遺族に対して一礼しますが、自分自身が喪主・遺族の立場なら一礼は必要ありません。「お先に失礼します」という意味で周りに会釈をして席を立ち、会葬者全体に向かって一礼してから祭壇に向かいましょう。 焼香の後、席に戻るときにも会葬者に向かって一礼します。一番初めに焼香をする喪主は、誰かを手本にする事ができませんので、事前に説明される仕方をよく聞いておきましょう。 あいさつ 告別式の最後に、喪主があいさつをおこなうのが一般的です。忙しいなか、弔問にかけつけてくれた会葬者の方に、故人に代わり感謝の気持ちを込めてお礼を述べましょう。 葬儀も告別式も故人と過ごす大切な時間 葬儀・告別式では喪主・遺族はやるべきことがたくさんあります。故人と過ごせる最後の時間を大切にするためにも、基礎知識や注意すべきマナーを事前にしっかり確認しておくと良いかもしれません。 モノワールのブラックフォーマルは、お通夜・葬儀・告別式にふさわしい装いです。喪主・遺族として格式高い喪服をぜひお買いもとめください。

葬儀後のお礼やあいさつ回りに関するマナー

葬儀-遺族_喪主として

葬儀後のお礼やあいさつ回りに関するマナー

葬儀が終わったらできるだけ早い時期に、お世話になった方々へお礼やあいさつ回りに出向きましょう。今回は、葬儀後にやるべきお礼やあいさつ回りのマナーについてまとめました。 お礼やあいさつ回りをする際のマナー 遺族の方は、葬儀が一段落してもやるべきことがたくさんあります。その一つが、葬儀後のお礼やあいさつ回りです。 世話役の人から弔問客の心づかいなどがあれば聞いておきましょう。あいさつ回りと一緒に、お礼を述べられるようにしておいてください。 あいさつ回りはいつ頃までに行く? あいさつ回りの時期は、葬儀の翌日か翌々日、遅くても初七日までには伺うようにしましょう。町内会の方やご近所の方など、近隣の方は葬儀の翌々日までに伺うようにします。 服装について 葬儀直後のあいさつ回りには、なるべく喪服(略喪服)を着用します。男性は黒のネクタイを着用しましょう。葬儀から2~3日過ぎた場合は、地味めの平服で構いません。 お礼状を出したりあいさつ回りに伺うところは? 葬儀でお世話になった近所の方、世話役、町内会の方、故人の勤務先などには、喪主自身がお礼のあいさつに出向き感謝の気持ちを伝えます。 この時、特にお礼の品物などは必要ありませんが、場合によっては菓子折りなどを持参すると良いでしょう。 喪主と遺族の方と2人であいさつ回りをします。その際は長居しないようにして、できるだけ早めに引き上げるのがマナーです。 世話役・お手伝いいただいた方へのお礼 特に世話役やお手伝いいただいた方には丁重なお礼をしましょう。地域によって礼金を渡したり、食事を提供したり、いただいた果物の盛篭をわけるなどあるようです。 忌明けには、お礼の品物を持って伺うのが良いでしょう。あくまでもご近所同士の助け合いへのお礼なので、高価なものは避けるようにしてください。 弔電や供物をいただいた方へのお礼 葬儀に参列せず、弔電を送ってくれた人や、遠方から供花・供物を贈ってくれた人には遠方の方などおられるでしょう。あいさつ回りに出向くことができない場合は、お礼状を出すと良いでしょう。心づかいに対する感謝の気持ちが伝わるよう、丁寧に書くことが大切です。 故人の勤務先へのあいさつ 故人が在職中だった場合は、勤務先にもあいさつに行くようにしましょう。その際、事前に連絡し、持参するものがあるか確認をしてから出向くようにすると手続きがスムーズです。 親しい間柄であれば電話やメールでお礼を 親しい間柄であれば、葬儀に参列していただいた相手に対してお礼の気持ちを電話やメールで伝える方法もあります。形式的なお礼状より短いメールを自分の言葉で送る方が気持ちが伝わるかもしれません。 しかし、本来はお礼状という形を取るのが正式なマナー。電話やメールでお礼を述べるのは、略式のマナーとなりますので、失礼にあたらないよう注意しましょう。 葬儀後のお礼やあいさつ回りはお早めに 葬儀には、さまざまな関係の方々が参列され、お心づかいをいただきます。今後も長く付き合う方ばかり、お礼やあいさつ回りは早めにおこなうようにしましょう。 上品なデザインのブラックフォーマルが揃うモノワール。お葬式はもちろん、あいさつ回りにもぴったりな喪服をご用意しております。上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルをお探しの方は、ぜひ一度ご覧ください。

喪主として知っておきたい葬儀で使える挨拶とは

葬儀-遺族_喪主として

喪主として知っておきたい葬儀で使える挨拶とは

喪主は、葬儀・告別式の最後締めくくりに挨拶をおこなうという、とても重要な役割を負っています。喪主になって一番頭を悩ませるであろう「挨拶」。今回は、葬儀で使える一般的なお礼の挨拶の例をいくつかご紹介します。 葬儀・告別式での喪主の挨拶のポイント 最近は、葬儀と告別式を続けておこなうことが多く。火葬場へ向けて出棺する際に、喪主または遺族代表が挨拶をおこなうのが一般的になっています。 もっとも大切にしたいお礼の部分 喪主の挨拶を考える際、もっとも大切にしたいのが参列者に対するお礼の部分。そして故人の思い出や人柄などエピソードを交えて紹介するのがポイントです。最後に残された者としての心境を述べ、今後の支援をお願いして結びの言葉で終わります。 挨拶文は構成から考える 以下の7つの基本構成を参考にしていただければ、挨拶文も考えやすくなるでしょう。 1.前置き 前置きから挨拶を始めていきます。 遺族を代表し、皆様方に一言ご挨拶を申し上げます。 2.参列者へのお礼1 参列してもらったことへのお礼を述べて、気持ちを伝えることが大切。表現は、当日の天候によって臨機応変に。 本日はご多用中にもかかわらず 本日はお忙しいなか 本日はお足元の悪いなか(雨の日の場合) 本日はお寒いなか 本日は猛暑のなか 3.参列者へのお礼2 葬儀や告別式が無事に終わったことのお礼も述べます。 お陰をもちまして葬儀・告別式も滞りなく相済み、これより出棺の運びとなりました。 4.故人とのエピソードを交える 強く思い出に残っているエピソードや、故人の人柄がよく分かるようなエピソードがあれば挨拶に入れると良いでしょう。もちろん、紹介文のような形でも構いません。 仕事一筋で真面目な人間でした~ 家族想いの人で家族と一緒に過ごす時間を大切にしてくれた~ 多趣味で人生を満喫していた~ 動物や植物を愛して大切に育てる心の温かい人でした~ 5.生前にお世話になったことへのお礼 故人が生前お世話になったことへの感謝の気持ちも挨拶に入れましょう。 生前は多大なる厚誼(こうぎ)に預かり、またこのように大勢の方々にお見送りいただき、故人も皆さまのご厚情(こうじょう)に感謝して、さぞかし喜んでいることと存じます。 6.残された者としての心境、今後の厚誼のお願い 残された者としての心境や、故人が亡くなったことで縁がなくなるのでは淋しいですから、今後の支援をお願いする言葉を述べます。 残された私どもは未熟ではありますが、故人の意志を受け継いで、精進していく所存です。今後とも故人同様にご指導を賜りますようお願い申し上げます。 私はまだ若く、〇〇なくしてやっていけるか不安でいっぱいですが、みなさまのお力添えをいただいて、精一杯の努力をしていきたいと思っております。ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。 7.結びの言葉 最後は、結びの言葉で挨拶を締めくくりましょう。 簡単ですがお礼のご挨拶とさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。 喪主の挨拶は簡潔な中にも感謝の気持ちを込めて 喪主にとって、悲しむ間もなく葬儀が進められ、時間ばかりが過ぎるなか自分の言葉で挨拶を考えるというのはとても難しいものです。 遺族の心情は参列者も察していますから、ご紹介したような例文どおりの短い挨拶でも構いません。簡潔な中にも感謝の気持ちを込めれば、きっと伝わることでしょう。 メンズ・レディースのブラックフォーマルが揃うモノワール。お葬式に着用できる上質な喪服・礼服を、お求めやすい価格で販売しています。

葬儀で必要になるお布施の相場はどのくらい?

葬儀-遺族_喪主として

葬儀で必要になるお布施の相場はどのくらい?

仏式の葬儀のときに必要になるお布施は、明確な相場がなく金額を決めるのが難しいものです。そこで「実際、どのくらい包めばよいのか?」という疑問を解決!全国のお布施の平均的な相場について、情報をまとめました。 葬儀のお布施の相場について お布施とは、葬儀や法事で読経や戒名をいただいた僧侶に渡す謝礼のことをいいます。お布施には、二通りあります。葬儀にご出仕いただいた際に渡すお布施と、四十九日や一周忌といった法事に渡すお布施です。今回は、葬儀のお布施の相場についてご紹介しましょう。 地域や宗派、お寺との関係でお布施の相場は変わる お布施は気持ちを包んで渡すものなので、相場はあってないようなもの。また、地域や宗派、お寺との関係によって、お布施の相場は変わってくると考えて間違いありません。 だいたいの目安なら葬儀社に聞けば教えてもらえることがあります。実際にいくら包めばよいのかを、お寺に直接聞いてみても失礼にはならないでしょう。 全国のお布施の平均相場 平成26年に日本消費者協会が実施した調査によれば、葬儀における寺院への費用(読経料・戒名料・お車代・御膳料を含む)の全国平均金額は、およそ45万円とされています。 各地域のお布施の相場 多少、金額の違いは出てくるかもしれませんが、各地域の相場をまとめましたので目安として参考にしてください。 北海道…31万円 東北…49万円 関東A(千葉・群馬・茨城・栃木)…52万円 関東B(東京・神奈川・埼玉)…55万円 中部A(新潟・富山・石川・福井)…41万円 中部B(愛知・静岡・岐阜・長野・山梨)…60万円 近畿…48万円 中国…33万円 四国…32万円 九州…34万円 もっとも低いのが、北海道の31万円。もっとも高いのが中部Bの60万円ですが、戒名の位を高く付ける方が多いため少し高めの相場になっているようです。また、地域によってお布施の相場に差があるのは、宗教的な慣習の違いによるものが大きいといわれています。 お布施の内訳について 上記のお布施の相場には、読経料・戒名料・お車代・御膳料が含まれています。 読経料(通夜~告別式まで) 読経料とは、お経を読んでもらったことへの謝礼になります。 15万円~30万円程。 戒名料 宗派や戒名の位によって戒名料が変わり、位が高くなるほど金額も高くなると考えてよいでしょう。一般的な戒名で15万~30万円程度となっています。 10万円~100万円程。 お車代 僧侶を招いた際にかかる交通費となります。遠方から来ていただく場合で宿泊が必要となるときは、宿泊費も含めることがあります。 5千円以上。 御膳料 通夜が終わった後の通夜ぶるまいや、火葬後の精進おとしなどの会食に僧侶が辞退した際に渡す食事代です。僧侶が会食に参加する場合には、渡す必要はありません。 5千円~1万円程。 お寺や葬儀社の方に相談してみるのもひとつの方法 お布施については明確な金額がなく地域によっての差や、菩提寺があるなしでも相場は変わってきますので迷う方も多いでしょう。お布施が少ないとお寺との関係が、悪くならないか心配になります。 だからといって相場よりも過剰に包むことも避けたいところ。決められないときは、お寺や葬儀社の方に相談してみるのもひとつの方法です。 葬儀にふさわしい装いが揃うモノワール。上質なブラックフォーマルをお探しの方はぜひ一度ご覧ください。

喪主・遺族として葬儀に参列する際のメイクマナー

葬儀-遺族_喪主として

喪主・遺族として葬儀に参列する際のメイクマナー

故人との、最期の別れをする大事な儀式となる葬儀。服装にも、メイクにも気を使いたいところです。今回は、喪主・遺族として葬儀でのメイクに関するマナーや、ポイントについてご紹介します。 基本的には薄化粧でもノーメイクはNG お通夜や葬儀では、女性のメイクは控え目な薄化粧というのが昔からのマナー。とはいえ、ノーメイクで参列することは避けましょう。 特に、喪主・遺族の立場では注意が必要です。顔色が悪く見えてしまうことがありますし、葬儀に参列してくださった方々に対して失礼になりかねません。 喪主・遺族として葬儀にふさわしいメイクとは? 基本的には、ベースメイクや眉毛、リップ、口紅などをつける程度にしたナチュラルに仕上げるメイクが好ましいでしょう。喪主・遺族として葬儀にふさわしいメイクはどうすれば良いか、ポイントをまとめました。 ベースメイクはマットな質感に ベースメイクは、普段するメイクとあまり違いはありません。しかし、気を付けたいのが質感です。ベースメイクは、ツヤが出てしまうリキッドファンデーションよりも、パウダーファンデーションをおすすめします。 パールやラメの入ったパウダーファンデーションは、肌をキレイに見せてくれますがその分、艶っぽくなり華やかさが増すので葬儀では避けたほうがよいでしょう。 葬儀でのベースメイクは、自然で程よいマットな質感に仕上げることがポイントです。塗り方も、肌の赤みやシミなどを隠れる程度の薄塗りに。クマやシミが目立つ場合はコンシーラーでカバーするのも良いでしょう。 アイシャドウ・チークは華やかにならない程度に アイシャドウは、基本的にはつけなくてもかまいません。つけても目立たないブラウン系の色味にします。華やかな印象を与えるパールやラメ入り、ピンクやブルー、グリーンといった色物をつけることは絶対にやめましょう。 チークはつけないか、つけてもごく薄くつけるように。アイシャドウとチークは色味によって与える印象が大きく変わるので、華やかにならない程度に留めるのがポイントです。 眉毛を整える 普段眉毛を描かない人は、整える程度に仕上げましょう。眉毛を描くときは、はっきり描くのではなく、自然な眉を意識して描くようにするのがポイント。 上がっていたり角度がある眉、短い眉は元気なイメージを与えて、葬儀でのメイクには不向きとなりますので注意しましょう。 落ち着いた色味のリップ・口紅を 口紅も塗っても良いですし、特に塗らなくてもかまいません。唇の色味が薄い人の場合は顔色が悪く見えてしまうため、ベージュやピンクベージュなど落ち着いた色味を。 口紅を付けるなら、あまり発色が強くないものを選びます。派手なメイクに見えてしまうのでグロスも控えましょう。 葬儀に参列する前にメイクチェックポイントを確認 葬儀にふさわしいメイクを意識していても、慣れないメイクは難しいものです。参列する前にもう一度チェックしてみるとよいでしょう。 ツヤが出すぎていないか? 塗りムラは大丈夫? 色味は抑えられてる? ナチュラルに仕上がってるか? 葬儀ではナチュラルで清楚なメイクを心がけて 葬儀では、色味を抑えたメイクをすることが大切です。ナチュラルで清楚に仕上がるよう意識して、丁寧なお化粧を心がけて下さい。特に喪主・遺族は参列者から見られる立場となりますので、マナーはしっかり身に付けておきましょう。 葬儀に参列する際は、メイクのほかにもブラックフォーマルが必要不可欠。上質なブラックフォーマルが揃うモノワールでぜひお探しください!

知っておきたい葬儀の香典お返し時期やマナー

葬儀-遺族_喪主として

知っておきたい葬儀の香典お返し時期やマナー

香典をいただいた方へのお返しは、葬儀の当日に返す「即日返し」と、四十九日後に返す「後日返し」の2種類。今回は、葬儀でいただく香典のお返しにまつわる疑問やマナーをまとめました。 香典返しの時期「即日返し(即返し)」 即日返しとは、葬儀の当日にいただいた香典の金額に関係なく、同じ品物をお返しする香典返しのこと。 最近は後日お返しを送るのではなく、通夜・葬儀当日に会葬御礼品と一緒に香典返しの品物を渡す即日返しが主流になっているようです。ただし、こうした風習は地域によっても違いがあります。 品物はあらかじめ準備が必要 香典をいただいた当日に渡すお返しなので、参列者の数を予想して準備が必要。金額も2千円~3千円の品物がよく選ばれています。 高額の香典を包んでいただいた方には 香典をいただいた方には、会葬御礼品とともに品物を渡して香典返しとします。高額の香典を包んでいただいた方でも、同じ品物でよいのか?というとそうではありません。 1万円以上の香典をいただいた方には、四十九日法要のあと改めて挨拶状を添えてお返しをおくります。 香典返しの時期「後日返し(後返し)」 香典返しは本来、故人が亡くなってから四十九日後の忌が明けてからおくるものでした。四十九日後に送ることから忌明け返し、とも呼ばれています。即日返しと違い、いただいた香典の金額に応じた商品の選択が可能です。 無事忌明けを迎えたお礼として 四十九日法要をもって忌明けとし、2週間以内くらいに届くように香典返しを準備するのが一般的。葬儀で香典をいただいた方に「いただいたお香典により、無事忌明けを迎えることができました」とお礼を込めてお返しをおくります。 お返しの金額・費用 いただいた香典の3分の1~半分くらい(半返し)の予算が相場になっていますが、半返しが一般的。半額程度の品物を目安にお返しをする方が多いことから、半返しといわれています。 即日返しとの兼ね合い 1万円以上の香典をいただいた方に後日お返しする場合は、当日渡した「即日返し」分を差し引いて予算立てすると良いでしょう。 葬儀後のお返しによく選ばれている品物とは? 香典返しは不祝儀のお返しなので「残さない方がよい」という考えから、「すぐ使ってなくなるもの」が好まれます。 好き嫌いの少ないお茶がよく使われ海苔や干し椎茸、お菓子など食べてなくなる食品が定番といえるでしょう。 他にも石鹸や洗剤、タオルなどの日用品や寝具類などもよく選ばれています。最近では、品物の選択肢が広がるカタログギフトなども注目されています。 香典返しに向かない品物 同じ食品でも、肉・魚は宗教的な考えから、避けられることが多かったようです。お酒はお祝いによく用いられることから、お返しとしては不向きとされ、金額が分かってしまう金券類や商品券などもあまりおすすめできません。 感謝の気持ちを伝えるお返し選びは心を込めて 香典返しはただ品物をおくるだけではなく、きちんと感謝の気持ちを込めなければいけません。お悔やみいただいた方々へ感謝の気持ちを伝えるためにも、お返しは心を込めて選びましょう。 気持ちが伝わる装いも大切です。お買い求めやすいリーズナブルな価格でありながら、上質なブラックフォーマルが揃うモノワール。葬儀・法要にふさわしい装いをぜひ一度ご覧ください。

葬儀に弔電を送る方法と注意点

葬儀-遺族_喪主として

葬儀に弔電を送る方法と注意点

突然の訃報に際し、葬儀にどうしてもかけつけることができない場合、弔電を送るという方法があります。いざというときに慌てなくて済むよう、弔電の送り方を知っておくと安心です。 ご存知ですか?弔電の送り方 弔電は、電報サービスを行っている会社を通して送ります。現在は、NTTの電報以外にも、電報サービスを行う会社がいろいろとありますので、用途やサービス内容に応じて選ぶとよいでしょう。 ここでは、広く知られている、NTTの電報サービスを例にご紹介いたします。 NTTの電報サービス NTTでは「D-MAIL」という、インターネットでの電報受付サービスを行っています。24時間対応が可能なことに加え、台紙サンプル、宛先や宛名、送る文などを目でみて確認できるので、とても便利です。 インターネット環境にない場合は、従来どおり、局番なしの「115」をダイヤルして、電話での受付も可能。その際は、オペレーターの指示に従い、必要事項を口頭で伝えていきます。事前に下記の情報を準備しておきましょう。 葬儀場:葬儀の行われる斎場の名前と住所。 宛名:喪主が一般的です。 台紙と送るメッセージ:主な台紙と文例集はハローページに掲載されています。 差出人名:本人である場合は心配ありませんが、連名や会社名などの際は書き出しておいた方が、間違いがなく安心です。 葬儀に弔電を送る際の注意点 葬儀に弔電を送る際には、いろいろと気を配らねばならない注意点があります。どんなことに注意をすればよいのでしょうか? 弔電を送るタイミング 弔電は、通夜と告別式どちらに送っても構いませんが、遅くとも告別式が始まる前までに到着しておかねばなりません。 通夜と告別式の日時をしっかりと確認し、弔電を手配する際には、日時指定をしっかりとしておくことが大切です。 弔電の宛名は喪主が一般的 弔電の宛名は、喪主が一般的です。もし喪主が分からなかった場合は「○○様(故人名)ご遺族様」となります。 また、喪主の奥様やご家族など、喪主以外の方に送る場合は「○○様方(喪主)△△様(送る相手)」と明記しましょう。 送り主が連名の際にはちょっとした心配りが必要 連名で送る場合は、名前だけが記されていると、故人との関係性が分かりづらい場合があります。 例えば「○○会社同期一同」や「○○中学校学友一同」など、故人との関係性が分かりやすいよう、名前と一緒に添えておくようにしましょう。 弔電の本文は「忌み言葉」に気をつけましょう 葬儀に送る弔電に添えるメッセージには、タブーとされる「忌み言葉」があります。例えば「重ねがさね」「たびたび」など、不幸が重なることを連想させる言葉。 他にも「とんだこと」などの悪いことを連想させるような言葉、「九」「四」などの不吉な音の言葉など、いろいろあります。それら全部を把握したうえで、文を考えるのはちょっと大変かもしれません。 大切なシーンでのメッセージですので、各電報サービス会社が準備している例文集を参考にすると、失敗がなく安心です。例文集を参考に、自分の気持ちを添えてアレンジするのもよいでしょう。 また、送る相手の宗教によってふさわしくない言葉もありますので、可能な限り相手の宗教も知っておく必要があります。 葬儀に出席できないときは弔電で心からのお悔やみを 突然の訃報で、どうしても葬儀にかけつけることができないときは、弔電で心からのお悔やみをお伝え下さい。いざというときのために、弔電を送る方法を知っておくと安心です。もちろん葬儀に参列するときの準備も大切です。 モノワールでは、葬儀にぴったりなブラックフォーマルが、デザイン豊富にそろっています。”準備しておくと安心”自分らしいデザインのブラックフォーマルは、ぜひモノワールで。

葬儀のお焼香について覚えておきたい豆知識

葬儀-遺族_喪主として

葬儀のお焼香について覚えておきたい豆知識

葬儀参列時のお焼香の作法、うろ覚えではありませんか?覚えておけば良かったと思いつつ、ついつい前にならえで済ませてしまいます。今回は、覚えておきたいお焼香の豆知識についてまとめました。 お焼香にはどんな意味があるのでしょうか? お焼香とは、葬儀の際に、故人に向けてお香を焚いて冥福をお祈りすることを言います。使用するお香は、香木を細かく砕いた抹香を用いるのが一般的。 香りで身を清め、ご仏前に香りを添えて、ご冥福の祈りをささげるという意味があります。意味を理解しておくと、実際にお焼香をする際の気持ちや行動も違ってくるかもしれません。 これさえ覚えておくと安心!お焼香3つのスタイル お焼香には、3つのスタイルがあります。それぞれ少しずつ形式が違いますが、この3つを覚えておけば葬儀の際に安心です。 広く用いられる「立礼焼香」 葬儀で一番一般的なお焼香のスタイルで、下記の手順となります。 祭壇へ進み、ご遺族とご遺影に一礼をしたあと合掌。 お焼香をします。親指と人差し指、中指で抹香をつまみ、額の高さまで掲げる。これを「押しいただく」と言い、押しいただいたあとに香炉へ静かに落とし、再び合掌。 ご遺影とご遺族に一礼をして、席に戻ります。 畳敷きの式場で用いられる「座礼焼香」 座礼焼香の場合も、立礼焼香と同じ流れです。ただし移動の際は、立ち上がらずに常に腰を落とした状態で移動します。 祭壇へ進み、座布団の手前でご遺族に一礼をしたあと、座布団に座り、ご遺影に一礼をして合掌。 立礼焼香と同じ要領でお焼香をし、再び合掌をしたあと、ご遺影に一礼をします。 座布団から後ろに下がり、最後にご遺族に一礼をして、席に戻ります。 狭い式場で用いられる「回し焼香」 回し焼香は、席を立たずに、座ったままで香炉が順番に回ってくるスタイル。狭い式場などで用いられる方法です。香炉が回ってきたら、会釈をして受け取り、お焼香をしたあとご遺影に向かって合掌をします。 お焼香は、香炉を自分の前に置いて行い、お焼香が終わったら、香炉をお隣の方へ。回し焼香はこのような手順です。 気になるお焼香の回数は宗派で決まる お焼香の際にもう一つ気になるのは、お焼香の回数。1回もしくは3回押しいただく場合があり、違いは宗派で決まっています。主な宗派のお焼香の回数をご紹介いたします。 【真言宗】 押しいただき3回。 【日蓮宗】 押しいただき1回または3回。 【日蓮正宗】押しいただき3回または1回。 【臨済宗】 押しいただき1回※押しいただかなくてもいい。 【浄土真宗】押しいただかず1回。 【曹洞宗】 2回おこなうが、1回目は押しいただき、2回目は押しいただかない。 【浄土宗】 回数の定めは特になし※押しいただいて行う。 【天台宗】 回数の定めは特になし※押しいただくかどうかも自由。 >参照元はこちら お焼香の回数については神経質にならなくても大丈夫 お焼香は、宗派によって回数が決められていますが、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。基本は相手の宗派に沿って行いますが、自分の宗派で行っても問題はありません。 宗派が分からない場合は1回でもよいですし、式場のスタッフから回数を指定された場合は、指示に従って行います。大切なのは”心を込めて”お焼香をすることです。 葬儀のマナーは大人のたしなみ 葬儀の際にお焼香の作法を知っておくと、ソワソワと人の所作を気にすることなく、心を込めて大切な方のお見送りができます。 葬儀のマナーは大人のたしなみ。モノワールでは、葬儀の服装マナーを守りつつも、デザイン性の高いブラックフォーマルを豊富に取りそろえております。スマートな葬儀作法と、自分らしいブラックフォーマルで、お別れの大切なひとときをお過ごしください。

葬儀のご案内で押さえておきたいポイントは?

葬儀-遺族_喪主として

葬儀のご案内で押さえておきたいポイントは?

葬儀の日時が決まったら、まずは葬儀の案内を出さねばなりません。突然訪れる悲しみのなか準備を進めていかねばなりません。案内を出す手順や、誰に連絡するのかをあらかじめ知っておくと安心です。 葬儀の案内連絡先リストは生前に作っておくと安心 案内をだす範囲については、故人の家族構成や交友関係によってさまざまです。ご家族の判断で、決めても差し支えありません。 自分がもしものときの連絡先リストを、生前に作っておくとご遺族の負担が減り、ご自身の意思も尊重されて理想的です。 【案内をだす範囲の一例をご紹介します。】 家族・親族。 友人・知人。 仕事関係。 自治会などの地域関係。 葬儀の案内をだす手段は臨機応変に 葬儀の案内は、従来は電話で行われることがほとんどでした。現在は電話にくわえ、FAXやメールなど選択肢が増えています。 電話でお伝えするのが正式ではありますが、メールやFAXの場合は、文字で伝えることにより、間違いが少ないというメリットもあります。 大切なのは、正確に伝えることですので、連絡先によって臨機応変に使い分けるとよいでしょう。 まずは手短に一報いれておくとスムーズです 葬儀の案内を出す運びとなる前に、家族や親族、取り急ぎ連絡が必要な間柄の方には、早めに電話で一報をいれておくとスムーズです。 その際の連絡は、簡潔に亡くなったことを伝えるだけで十分。詳細はあらためて連絡する旨を伝えます。 また、大変なときですので、何もかも一人で抱え込まなくて大丈夫です。連絡を手伝ってくれるという申し出があれば、遠慮なくお願いしましょう。 葬儀案内で伝える内容押さえておきたい5つの項目 葬儀の案内をだすときに押さえておきたい項目は5つ。電話でお知らせする際も紙に書き出しておくと、間違いがなく安心です。 故人の氏名。 喪主の氏名(故人との続柄)。 死亡日時。 通夜、葬儀の日時と場所。 連絡先。 葬儀案内をだすときの案内文の一例 父 〇〇儀 病気療養中でございましたが 去る〇月〇日に永眠いたしました。 ここに生前のご厚誼を感謝し謹んでご通知申し上げます。 なお 葬儀告別式は左記の通り執り行います。 一、日時 通夜式   〇月〇日 午後〇時から 葬儀告別式 〇月〇日 午前〇時から 一、式場 葬祭場名 住所 電話 平成〇年〇月〇日 〒郵便番号 住所 喪主名(故人との続柄) 家族葬を希望する場合も案内は必要です 訃報は、葬儀の日時を知らせるだけでなく、家族葬で行う場合や御香典を辞退する場合など、ご遺族や故人の意思をお伝えするためのものでもあります。 葬儀の参列をご辞退いただく場合も、その旨を記載して葬儀の案内をだすのが一般的なマナーです。事情により案内が出せなかった場合は、葬儀が終わったあとにはがきでお知らせをすることもあります。 しかし、少なくともご親族には疎遠になっている方も含め、できるだけ迅速に訃報をお知らせする方がよいでしょう。 万が一に備え案内をだす手順を覚えておきましょう 葬儀の際は、悲しみのなか、多くのこまごまとしたことをこなさねばなりません。万が一に備え、葬儀の案内をだす手順や連絡先リストを把握しておくと安心です。 ブラックフォーマルの準備はお済みでしょうか?モノワールでは「大切な方を、自分らしくお見送りしたい」そんな気持ちをかなえます。洗練されたデザインのブラックフォーマルが、豊富にそろっています。ぜひ一度ご覧くださいませ。